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型板ガラスの世界 著:内海慶一
¥800
大分の鯛文庫でも『型板ガラスの世界』の販売を始めました! 昭和や平成初期には、よくみかけた型板ガラス。 しかし、今やすっかり見かけなくなってしまいました。 このパンフレットでは、内海慶一さんが10年間かけて撮りためた60種類の型板ガラスが堪能できます。 型板ガラスに興味がある方や昔、型板ガラスがある世界にいた方にオススメの一冊となっています。 サイズ:A4サイズ ページ数:6ページ ※パンフレットは折れやすいためダンボールで補強して送付させて頂きます。
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【新刊ZINE・サイン本】なんでそんなこと急に言うん? 奥村真帆
¥1,320
まずタイトルがいい! しかも、デザインがとても可愛いです❤️ そして、読んだ時、衝撃を受けました! 読みやすい文章、もっと読みたくなる話。 いつまでもこの人と本の中で会話をしたい。 そう思いました。 ※こちらは全てサイン本となっています。 ページ数:241
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【新刊ZINE】本のある日常
¥660
夏森かぶとさんの本と生活にまつわるエッセイ本第一弾! noteで執筆していた内容に大幅な加筆・修正を加え、紙の本で登場。 ZINEっていいな、と思える一冊です。
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【新刊ZINE】本のある生活 夏森かぶと (著)
¥660
夏森かぶとさんのエッセイZINE第2弾! noteで掲載していたエッセイが紙の本で登場。 全本好きにおくりたいZINE。
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【新刊・サイン本】BAUをめぐる冒険 坂口恭平 (著), 石塚元太良 (写真)
¥2,860
坂口恭平さんのサイン入りとなっています。 とても貴重なので、気になった方はお早めに。 「僕はずっと建築家として生きている」 他人の家を建てるのではなく、生活の喜びを与える芸術、自分が生きるための空間をつくりだしてきた。 建てない建築家、坂口恭平の原点にして初の建築探訪記。 インド、ヨーロッパ、アメリカ。7ヶ国の旅、14組の建築家。 ◆「問い」を生み出すことでナチスに抵抗したバウハウス ◆ガウディの影に隠れながら、バルセロナの街に生涯を捧げた建築家ジュゼップ・マリア・ジュジョール ◆フンダートヴァッサーの「生きのびるための技術」 ◆不遇の時代を乗り越えて創作を続けたフランク・ロイド・ライト ◆周辺の環境や家具までも取り込んだ生活空間を考えた、ロサンゼルスのモダニズム運動 ◆個人の独創の産物「石の家」 ◆実験か、道楽か。フィリップ・ジョンソンとグラスハウス ◆公害で退廃した街を建築によって再生したフランク・O・ゲーリー ◆穏やかな暮らしに希望を見出したル・コルビュジエの晩年 ほか =================== 書名にもなっている「BAU」とはもちろんドイツで生まれた世界初のモダンデザインの学校「BAUHAUS(バウハウス)」から借りたのですが、BAUのドイツ語の意味は辞書によると「家、建築、構造、動物の巣穴、ねぐら」とあります。僕はそれこそ自分なりのBAU=巣穴、ねぐらを表そうとしていると考えるとしっくりきます。小学生の頃、僕がつくったのは自分のためのBAU(巣穴)だったのですね。 家を建てるだけでなく、そこで暮らす人が使う物、生活に喜びを与える芸術、それこそ死にたいということを口にできる安心まで自作するような建築家。 僕はそんな建築家として生きているつもりです。 (「はじめに」より) =================== 目次 はじめに バウハウスという生命体 インドと融合するコルビュジエ バルセロナ・モデルニスモという土壌 都市の治療としての建築 死ぬまでライトは格闘を続ける ロサンゼルスで「家」について考えた ポルトの街、二人の建築家、石の家 「まがいもの」の建築家 建築で蘇生した街、ビルバオ コルビュジエの建築を求めて、フランス縦断の旅 コラム ・原点 ・僕の家 著者について 坂口恭平:1978年熊本県生まれ。2001年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業。作家、画家、音楽家、建築家など多彩な活動を行う。2004年に路上生活者の家を収めた写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。著作に『ゼロから始める都市型狩猟採集生活』(太田出版)、『TOKYO0円ハウス 0円生活』(河出書房新社)、『独立国家のつくりかた』(講談社)、『モバイルハウス 三万円で家をつくる』(集英社)、『家族の哲学』(毎日新聞出版)、『幻年時代』(幻冬舎)、『まとまらない人』(リトルモア)、『自分の薬をつくる』『中学生のためのテストの段取り講座』(晶文社)、『躁鬱大学』(新潮社)、『土になる』(文藝春秋)、『継続するコツ』(祥伝社)など。近著に『生きのびるための事務』(マガジンハウス)、『その日暮らし』(palmbooks)、『自己否定をやめるための100 日間ドリル』(アノニマタジオ)がある。ほか画集『Pastel』『Water』(左右社)や料理書『cook』(晶文社)など多数。2023年2月には熊本市現代美術館にて個展「坂口恭平日記」を開催した。2012年から、死にたい人であれば誰でもかけることができる電話サービス「いのっちの電話」を自身の携帯電話で続けている。 石塚元太良:1977年、東京生まれ。2004年に日本写真家協会賞新人賞を受賞し、その後2011年文化庁在外芸術家派遣員に選ばれる。初期の作品では、ドキュメンタリーとアートを横断するような手法を用い、その集大成ともいえる写真集『PIPELINE ICELAND/ALASKA』(講談社刊)で2014年度東川写真新人作家賞を受賞。また、2016年にSteidl Book Award Japanでグランプリを受賞し、写真集『GOLD RUSH ALASKA』がドイツのSteidl社から出版される予定。2019年には、ポーラ美術館で開催された「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」展で、セザンヌやマグリットなどの近代絵画と比較するように配置されたインスタレーションで話題を呼んだ。2022年国立新美術館で行われた「Domani:明日展」でメインビジュアルを担当。近年は、暗室で露光した印画紙を用いた立体作品や、多層に印画紙を編み込んだモザイク状の作品など、写真が平易な情報のみに終始してしまうSNS時代に写真表現の空間性の再解釈を試みている。2025年奈良市立写真美術館にて個展が開催予定。 登録情報 出版社 : 左右社 (2024/12/31) 発売日 : 2024/12/31 単行本(ソフトカバー) : 272ページ ISBN-13 : 978-4865284478 寸法 : 2.5 x 14.8 x 21 cm
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【新刊】本なら売るほど 小島青(著)
¥792
本好きのための漫画本が登場しました! 2巻は4月中旬頃発売予定! まだ1巻を読んでいない方、2巻発売前にどうぞ。 ここは、本と人とがもう一度出会い直す場所。 ひっつめ髪の気だるげな青年が営む古本屋「十月堂」。 店主の人柄と素敵な品ぞろえに惹かれて、今日もいろんなお客が訪れる。 本好きの常連さん、背伸びしたい年頃の女子高生、 不要な本を捨てに来る男、夫の蔵書を売りに来た未亡人。 ふと手にした一冊の本が、思わぬ縁をつないでいく――。 本を愛し、本に人生を変えられたすべての人へ贈る、珠玉のヒューマンドラマ! ASIN : B0DRC68N3V 出版社 : KADOKAWA (2025/1/15) 発売日 : 2025/1/15
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【新刊】優しい地獄 イリナ・グリゴレ (著)
¥1,980
『雪国』を読んだ時「これだ」と思った。 私がしゃべりたい言葉はこれだ。 何か、何千年も探していたものを見つけた気がする。 自分の身体に合う言葉を。 -------------------------------------- 社会主義政権下のルーマニアに生まれたイリナ。 祖父母との村での暮らしは民話の世界そのもので、町では父母が労働者として暮らす。 川端康成『雪国』や中村勘三郎の歌舞伎などに魅せられ、留学生として来日。 いまは人類学者として、弘前に暮らす。 日々の暮らし、子どもの頃の出来事、映画の断片、詩、アート、人類学……。 時間や場所、記憶や夢を行ったり来たりしながらつづる自伝的なエッセイ。 《本書は、社会にうまく適応できない孤独な少女の記録であり、社会主義から資本主義へ移っていくルーマニアの家族三代にわたる現代史でもある》 -------------------------------------- 五歳の娘は寝る前にダンテ『神曲』の地獄の話を聞いてこう言った。 「でも、今は優しい地獄もある、好きなものを買えるし好きなものも食べられる」。 彼女が資本主義の皮肉を五歳という年齢で口にしたことにびっくりした。 ——本文より -------------------------------------- 【目次】 ■生き物としての本 上 ■生き物としての本 下 ■人間の尊厳 ■私の遺伝子の小さな物語 上 ■私の遺伝子の小さな物語 下 ■蛇苺 ■家 ■マザーツリー ■無関心ではない身体 ■自転車に乗っていた女の子 ■天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 上 ■天道虫の赤ちゃんは天道を見ることができなかった 下 ■なんで日本に来たの? ■シーグラス ■ちあう、ちあう ■透明袋に入っていた金魚 ■社会主義に奪われた暮らし ■トマトの汁が残した跡 ■冬至 ■リボンちゃんはじめて死んだ ■毎日の魚 ■山菜の苦味 ■優しい地獄 上 ■優しい地獄 下 ■パジャマでしかピカソは描けない ■紫式部 ■あとがき 出版社 : 亜紀書房 (2022/7/21) 発売日 : 2022/7/21 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 256ページ 寸法 : 18.8 x 13 x 2 cm
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【新刊】本屋のパンセ: 定有堂書店で考えたこと 奈良 敏行 (著), 三砂 慶明 (編集)
¥2,420
定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎さん推薦! 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。(…)時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子さん推薦! 名店の店主の人生の本200点超を一挙掲載。本から誘われた思索の軌跡。 定有堂は、本屋が詣でる本屋だった。鳥取まで訪ねていき、奈良さんからふっと宙に放たれて光ることばに、支えられた本屋は自分だけではないはずだ。オブジェが吊られた定有堂の店内を思い出しながら本書を読み、奈良さんのことばを受け継いで実践を続けようという決心が、青空のようにひらけた。 NUMABOOKS/本屋B&B・内沼晋太郎 本が好き、という〈初発衝動〉から奈良さんは店を始めた。本を並べ、ミニコミを出し、読書会をして、対話と思索を続けた。時流に遅れながら外界につながり、終わりはまた始まりになった。時空を歪めた奈良さんは、店を閉めてもまだ本屋でいる。 市場の古本屋ウララ・宇田智子 本を読むことの先に、本の中のような人生は扉を開いていなかった。とすると本そのものを目的として生きるしかない。本を読むのでもない書くのでもない、本を売るという人生がそこにあった。読むことや書くことは、あまりに一つの人格のもとに緊縛性が強く行き止まりだった。本を売るという人格が、解けなかった人生の問いを一挙に明快なものにしてくれた。(本書「本屋を生きる」より) 出版社 : 作品社 (2025/3/5) 発売日 : 2025/3/5 言語 : 日本語 単行本 : 248ページ 寸法 : 13.4 x 1.8 x 19.1 cm
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【新刊】喫茶店の時代 林 哲夫 (著)
¥1,100
人々が飲み物を楽しみ語り合う場所はどのようにして生まれたのか。コーヒーや茶の歴史、そして作家や文化人が集ったあの店この店を探る。解説 内堀弘 出版社 : 筑摩書房 (2020/4/10) 発売日 : 2020/4/10 言語 : 日本語 文庫 : 400ページ 寸法 : 10.7 x 1.7 x 14.9 cm
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【新刊・限定ミニブック付き】湯気を食べる くどうれいん (著)
¥1,760
初回入荷分は全てミニブック『いつだってまかない』が付いています! 最注目の著者による「自炊」エッセイ集 幅広い分野で活躍する注目の作家・くどうれいんによる「食べること」にまつわるエッセイ集。「オレンジページ」の人気連載と河北新報での東北エッセイ連載に書き下ろしを多数加えた、心にひびく48編。 【第一章】湯気を食べる 湯気を食べる ディル? それはまかない 南国の王様 愛妻サンド アイスよわたしを追いかけて 福岡のうどん 鍋つゆ・ポテトチップス 棚に檸檬 白いさすまた すいかのサラダ くわず女房 ぶんぶん 庭サラダバー 手作りマヨネーズ おどろきの南蛮漬け かに玉ごはん いい海苔 すだち 寿司はファストフード シェーキーズってすばらしい ピザは円グラフ 醤油はいずれなくなる 【第二章】風を飲む 萩の月 ほや 菊のおひたしと天ぷら せり鍋 わかめ うーめん 笹かまぼこ お米は貰うもの きりたんぽ たらきく 風を飲む 【第三章】自炊は調律 自炊は調律 たまご丼 パン蒸し 好きな食べもの 献立は大行列 つくりおけぬ ねぎとろ ナッツと言いたかった 柿ピーの短刀 自炊の緑白黒赤 くる スナップえんどう 渡したいわたし お花見弁当 おわりに 出版社 : オレンジページ (2025/3/4) 発売日 : 2025/3/4 言語 : 日本語 単行本 : 212ページ 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.6 cm
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【新刊】ロイヤルホストで夜まで語りたい
¥1,760
今話題の一冊! 『ロイヤルホストで夜まで語りたい』が鯛文庫のネットショップにも登場。 ロイヤルホストでこれを読んでゆっくり食事を楽しむのもいいね。 青木さやか、朝井リョウ、朝比奈秋、稲田俊輔、上坂あゆ美、宇垣美里、織守きょうや、温又柔 古賀及子、高橋ユキ、似鳥鶏、能町みね子、平野紗季子、ブレイディみかこ、宮島未奈、村瀬秀信、柚木麻子 豪華執筆陣17名による“ロイヤルホスト愛”でいっぱいのエッセイアンソロジー 藤井隆さん、ハリセンボンの近藤春菜さん、箕輪はるかさんによる特別鼎談も収録! このまま1日を終わらせたくなくて夜景を見たくなったときも 魔法のように仕事を進めたいときも 「自分の中の確信」が揺らいだときも ロイヤルホストは、いつもそこにいてくれた ハワイの空港みたいな匂いのパラダイストロピカルアイスティー、個人所有のポテトフライ、生まれて初めて食べたラムステーキ……。 はじめても、いつもも、あこがれも、とくべつも詰まったロイヤルホストの味。 【目次】 第一章 はじめては 褪せない夢 平野紗季子 ロイホに住みたい 宇垣美里 未知のおいしさに出会える場所 稲田俊輔 家族レストラン ブレイディみかこ 【パラティー1杯目】「天神西通り店の朝食ビュッフェ」(高橋ユキ) 第二章 あこがれて ねえ、夜のロイヤルホストを見に行こう 古賀及子 石坂線と神楽坂 宮島未奈 ロイホがロイホであるために 村瀬秀信 サザエさんはパーを出してる来週が来ない人にも来るわたしにも 上坂あゆ美 【パラティー2杯目】「雑談はずむ神楽坂店」(高橋ユキ) 第三章 いつもの 夢も現実もある 能町みね子 ロイヤルホスト慕情 織守きょうや ロイヤルホストと勤務医時代 朝比奈秋 ここが最高の定位置 青木さやか 【パラティー3杯目】「八丁堀店の定例会」(高橋ユキ) 第四章 とくべつな 幸せな記憶を、またロイヤルホストで 温又柔 ロマンスのインフラ 柚木麻子 細部の魔法 似鳥鶏 クイズ★どこの店舗でしょ〜か⁉ 朝井リョウ 【パラティー4杯目】「働く仲間との夜ごはんは神田神保町店で」(高橋ユキ) 出版社 : 朝日新聞出版 (2025/1/20) 発売日 : 2025/1/20 言語 : 日本語 単行本 : 208ページ 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.65 cm
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【新刊】本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む かまど、みくのしん(著)
¥1,760
鯛文庫店主が選ぶ2024年ベストエッセイ本です。 とても面白いです。 元気がない時に、これを読むと元気が出ます。 本を読むのが苦手な方や、サクッと読みたい!と思っている方にもオススメです。 もちろん本好きな方にもオススメしたい1冊です。 ★TBS「王様のブランチ」8/10紹介!★ 「今週のBOOKランキング」コーナー 文芸ランキング1位(三省堂書店東京ソラマチ店) ★毎日新聞「話題の本」(花田菜々子氏評)9/7掲載!★ ★NHKラジオ「高橋源一郎の飛ぶ教室」「ヒミツの本棚」にて紹介(9/27)★ 【100万人が沸いたスゴい読書!!!!】 名作3作+『変な家』大ヒット・雨穴「本棚」特別寄稿! SNSで話題沸騰の「オモコロ」大人気シリーズを書籍化! 「読書の常識が変わる……。これは全く新しい本の読み方です」――雨穴氏 「ついに日本一おもしろく『走れメロス』を読む人間が現れた」――ダ・ヴィンチ・恐山氏 「生まれて一度も読書をしたことがない男が本を読んだら、一体どうなるんだろう」 そんな素朴な疑問がきっかけで生まれた「本を読んだことがない32歳が初めて『走れメロス』を読む日」というオモコロ記事。 1人の男が人生で初めて本を読む。ただそれだけの記事が爆発的に拡散され、100万人の目に留まる大ヒット記事に……! この本でしか味わえない、不思議な読書体験をぜひお楽しみください! 〔もくじ〕 はじめに 1冊目 太宰治「走れメロス」 2冊目 有島武郎「一房の葡萄」 3冊目 芥川龍之介「杜子春」 4冊目 雨穴「本棚」 あとがき みくのしんより あとがき かまどより 出版社 : 大和書房 (2024/8/3) 発売日 : 2024/8/3 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 320ページ 寸法 : 18.8 x 13 x 2.1 cm
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【新刊・サイン本】スメラミシング 小川哲 (著)
¥1,870
小川哲の精緻な設計は、眼と舌、移動と思考を等価であるかのように見せかける。 凄い。とても、凄い。 ──京極夏彦 多様性が声高に叫ばれる現代に於いても、 掬い上げられることなく無視され排除されていく人々をその内面から描いた、挑戦的な快作。 ──金原ひとみ 世界の隅から吹き寄せられた言葉の切れ端が、 列をなし、「文」になり、拳となって、今あなたの隣に座る。 ──飛浩隆 ヒリつく不安 積まれる緊張 ピリつく世情 生まれる破局 全てに病みつきになりました! ──魚豊(『チ。』『ようこそ!FACTへ』) ボルヘスを理系的センスで再構築した超欺瞞世界! ──マライ・メントライン(エッセイスト) 「理由がほしい。物語がほしい。 正義のヒーローが現れて、黒幕の悪事を暴き、世界を変える、そんなお話であってほしい。 自分はその物語の登場人物でありたい」── SNS上のカリスマアカウント〈スメラミシング〉を崇拝する”覚醒者”たちの白昼のオフ会。かれらを観察する陰謀論ソムリエ・〈タキムラ〉の願いとは? 壊れゆく世界の未来を問う、現代の黙示録。宗教 ✕ 超弩級エンタメ6篇を収録した絶品作品集! 著者について 小川哲(おがわ・さとし) 1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年、「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト大賞を受賞しデビュー。2017年刊行の『ゲームの王国』で山本周五郎賞、日本SF大賞を受賞。2022年刊行の『地図と拳』で山田風太郎賞、直木三十五賞を受賞。同年刊行の『君のクイズ』が日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門受賞。 出版社 : 河出書房新社 (2024/10/10) 発売日 : 2024/10/10 言語 : 日本語 単行本 : 280ページ 寸法 : 13.3 x 1.8 x 19.1 cm
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【新刊】ゴッホは星空に何を見たか 谷口義明(著)
¥1,166
SOLD OUT
『ゴッホは星空に何を見たか』。 確かに・・・言われてみればなぜゴッホは、星空を見てあの絵を描こうと思ったのか? ゴッホの瞳には何が写っていたのか? 今は亡きゴッホが描いた絵画を一人の日本人が色々な視点で見つめて検証をした歴史的な1冊。 ゴッホ好きな人はもちろん、美術、世界史好きな人も必見の1冊。 鯛文庫店主・後藤 【商品説明】 《自画像》などで知られる画家・ゴッホ。彼は星空に何を見たのか?天文学者がゴッホの絵に隠された謎を多角的に検証。 ◎内容紹介 オランダ生まれのフィンセント・ファン・ゴッホ(1853ー1890)。 フランスのポール・ゴーギャンやポールセザンヌらとともに、ポスト印象派を代表する画家である。 ゴッホと言えば、《ひまわり》や《自画像》が有名だ。 しかし、他にも顕著な特徴を持つ作品を彼の絵に見出すことができる。 それは、《星月夜》《夜のカフェテラス》《ローヌ川の星月夜》などに代表される星空が描かれた絵である。 ゴッホは星空に何を見たのか? ゴッホはどんな星空が好きだったのか? 本書では、天文学者が「ゴッホは星空に何を見たのか」に着目し、 ゴッホの絵に隠された謎を多角的に検証し、その奥深さに迫る。 ◎目次 はじめに 【第1章】夜のカフェテラス 【第2章】ローヌ川の星月夜 【第3章】星月夜 【第4章】糸杉と星の見える道 【第5章】ウジェーヌ・ボックの肖像 【第6章】ゴッホが見た夜空と星の色 おわりに ◎著者プロフィール 谷口義明(たにぐちよしあき) 1954年北海道生まれ。東北大学理学部卒業。同大学院理学研究科天文学専攻博士課程修了。理学博士。 東京大学東京天文台助手などを経て、現在、放送大学特任教授。専門は銀河天文学、観測的宇宙論。 すばる望遠鏡を用いた深宇宙探査で128億光年彼方にある銀河を発見、当時の世界記録を樹立。 ハッブル宇宙望遠鏡の基幹プログラム「宇宙進化サーベイ」では宇宙のダークマター(暗黒物質)の3次元地図を作成し、 ダークマターによる銀河形成論を初めて観測的に立証した。 著書に『宇宙はなぜブラックホールを造ったのか』 『天文学者が解説する 宮沢賢治「銀河鉄道の夜」と宇宙の旅』 『宇宙・0・無限大』(以上、光文社新書)などがある。 出版社 : 光文社 (2024/11/20) 発売日 : 2024/11/20 言語 : 日本語 新書 : 200ページ ISBN-13 : 9784334104757 寸法 : 1 x 10.6 x 17.2 cm
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【新刊】レオ・レオーニと仲間たち 松岡希代子 (著), 森泉文美 (著)
¥3,500
レオ・レオーニの作品は、日本でも馴染みがあるものばかり。 スイミーにアレクサンダとぜんまいねずみ、あおくんときいろちゃん、フレデリックなどなど。 私はスイミーも好きだけど、フレデリックも好き。 あ、アレクサンダとぜんまいねずみも!! この前、レオ・レオーニ作品のガチャガチャでめじるしアクセサリーって いうのがあったから、フレデリックかスイミー狙いで4回まわしたんだけど、 全部カメレオンでビックリした。 そんな事ある? 鯛文庫店主・後藤 【本の説明】 国と国のはざま、絵画とデザインのはざま、大文字のアートと小文字のアートのはざま。 “はざま”で悩み、世界をつなぐハブとして生きたレオ・レオーニ。作品約300点収録。 絵本『スイミー』や『あおくんときいろちゃん』など、日本でも幅広い世代から作品が愛されてきたレオ・レオーニ。 その人生は、イタリアで未来派のアーティストたちと出会ったことで動き出しました。以後、アメリカでアートディレクターとして広告や雑誌業界で活躍していきます。晩年には、最愛の土地・イタリアと、アメリカを行き来しながら、かねてから情熱を注いでいた絵画に彫刻作品、そして絵本を生み出してきました。 本書は、活動が多岐に渡るなかで、決して色褪せることなかったレオの“つくることへの熱意”を、長年の調査研究とともにたどってゆきます。 さらに、ブルーノ・ムナーリやベン・シャーン、エリック・カールなど、親交が深かったアーティストたちの作品も収録。実際のレオとのエピソードや、やりとりした手紙、クリスマスカードなどを紹介しながら、同時代を生きた作家たちとの交流に注目します。 <本書の特徴> ・レオ・レオーニの一生を、作品だけでなく同時代の作家たちとの交流から解明 ・そのほかの作品収録作家:ブルーノ・ムナーリ、ベン・シャーン、ソール・スタインバーグ、エマヌエーレ・ルッツァーティ、エリック・カール、アレクサンダー・カルダー etc. ・長年レオ・レオーニと交流を深めてきた著者による、コラム「レオをたどる旅」満載 ・アニー・レオーニ インタビュー「レオの孫として生まれて」収録 真摯な眼差しで世の中を見つめ、常にユーモアを忘れずに社会へ問いかけてきたレオ・レオーニ。 その人生を長年追いかけてきた執筆陣だからこそ知る、レオの姿をお楽しみください。 著者について 松岡希代子(まつおか・きよこ) 板橋区立美術館 館長。千葉大学大学院終了後1986年より板橋区立美術館 学芸員として勤務。1989年から「イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を担当、また絵本やデザインに関する展覧会を多く企画担当する。2010年から2014年まで国際児童図書評議会国際理事に選出され2013年IBBY朝日国際児童図書普及賞審査委員長を務める。ボローニャ、ブラチスラバ、上海などのイラストレーションコンクール審査員を務めるほか、ワークショップも積極的に行うなど国内外で活動。 森泉文美(もりいずみ・あやみ) 東京大学教養学部比較文化比較文学修士課程修了。1988年にイタリア政府給費留学生として渡伊し、ボローニャ大学文哲学部歴史学科卒業。現在ローマ在住。1990年よりボローニャ国際絵本原画展のコーディネーターを務め、同展のドキュメンタリー映像を制作。日本のブルーノ・ムナーリ展等のコーディネート、キュレートに関わる。アメリカ初のレオ・レオー二展カタログに寄稿。イタリアでは児童の語学教育や絵本を中心とした日本文化普及のワークショップを行う。近年日本ではイタリアの触る絵本制作の方法論普及に貢献。 登録情報 出版社 : 青幻舎 (2024/12/2) 発売日 : 2024/12/2 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 288ページ ISBN-13 : 9784861529764 寸法 : 25.7 x 18.2 x 1.95 cm
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【新刊】全天オーロラ日誌 田中 雅美(著)
¥1,980
私ね、本当にこの写真集はとてもすごいと思う。 全ページカラーのオーロラの写真が散りばめられていて、とてもロマンチックで、幻想的で。 オーロラは実際に見た事ないけど、これを見ればきっとオーロラそのものを見たようなそんな気分になれると思うだよね。 この1冊を持って旅に出て、移動中の飛行機や電車やバスの中で開けばいつでも感動的な世界に浸れる事ができる。 あぁ、すごい一冊が生まれたんだなって。 この本を仕入れる時も思ったけど実物の本を見たら・・・もう感動しちゃった。 鯛文庫店主・後藤 登録情報 出版社 : 光文社 (2024/11/20) 発売日 : 2024/11/20 言語 : 日本語 新書 : 368ページ ISBN-13 : 9784334104764 寸法 : 1.7 x 10.6 x 17.2 cm
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【新刊・サイン本】書こうとしない「かく」教室 いしいしんじ(著)
¥1,980
ことばはどこから来るのか? なぜそれが“生きる"のか? 東京、三崎、松本、京都…移り住む土地、数奇なる半生、 創作、この三つの関係を初めてふりかえり、その謎に迫った感動の授業を一冊に! 『ぶらんこ乗り』『トリツカレ男』『ポーの話』『みずうみ』『港、モンテビデオ』… こうした名作は、書こうとしない作家によって、どのように“かかれた" のだろうか? ●目次 はじめに 午前の部 いしいしんじ「かく」語る 一時間目 東京 1994-2001 二時間目 三崎・松本 2002-2009 三時間目 京都・三崎 2010-現在 給食にかえて 午後の部 いしいしんじの 作文を「かく」 四時間目 ことばが動き出すための準備 五時間目 「かく」ことと「自分の生」 著者について いしいしんじ 1966年大阪市生まれ。京都大学文学部卒。94年『アムステルダムの犬』でデビュー。2000年、初の長編小説『ぶらんこ乗り』を発表。03年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞、12年『ある一日』で第29回織田作之助賞、16年『悪声』で第4回河合隼雄物語賞を受賞。著書に『トリツカレ男』『プラネタリウムのふたご』『ポーの話』『みずうみ』『よはひ』『海と山のピアノ』『港、モンテビデオ』『きんじよ』『みさきっちょ』『マリアさま』『ピット・イン』『げんじものがたり』など多数。お酒好き。魚好き。蓄音機好き。現在、京都在住。 出版社 : ミシマ社 (2022/4/28) 発売日 : 2022/4/28 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 224ページ ISBN-13 : 9784909394668 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
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【新刊】校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる 牟田都子(著)
¥2,200
言葉のあるところには、すべて校正がある。 世の中には様々な校正・校閲の現場があるはずなのに、現場に関わる人以外にはなかなか中が見えづらい。本書は、校正者の牟田都子さんが11箇所の校正・校閲の現場で働く方々に取材をした対談集です。 マンガ、レシピ、テレビ、辞書、ウェブ、法律書、スクール、地図、新聞、商業印刷物、雑誌、それぞれの現場における特徴や進行の仕方、仕事の醍醐味や難しさを伺い、その現場特有の仕事道具や、どのような経緯で今の仕事に就いたのかなども教えていただきました。 校正・校閲に興味のある方、言葉そのものに関心のある方にぜひ手にしていただきたい内容です。 [目次] はじめに 1 マンガ 講談社校閲部 2 レシピ レタスクラブ(KADOKAWA LifeDesign) 3 テレビ タイトルアート 4 辞書 境田稔信 5 ウェブ ヴェリタ 6 法律書 有斐閣法律編集局校閲部 7 スクール 日本エディタースクール 8 地図 平凡社地図出版 9 新聞 毎日新聞社校閲センター 10 商業印刷物 タクトシステム 11 雑誌 BRUTUS(マガジンハウス) 参考文献 より校正・校閲を知るためのブックリスト おわりに 著者について 1977年、東京都生まれ。図書館員を経て出版社の校閲部に勤務。2018年より個人で書籍・雑誌の校正を行う。著書に『文にあたる』(亜紀書房)、共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、『本を贈る』(三輪舎)。 登録情報 出版社 : アノニマ・スタジオ (2024/12/24) 発売日 : 2024/12/24 単行本(ソフトカバー) : 144ページ ISBN-13 : 9784877588687 寸法 : 1 x 13.9 x 21 cm
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【新刊】日常は数学に満ちている 三谷 純(著)
¥1,870
数学のメガネをかけて日常の風景を眺めてみよう。読後ガラッと世界が変わって見える! 柔軟な発想力や数学センスが身に付く 数学小話33編 何気ない日常も「数学」というフィルターを通して眺めてみると、新鮮な驚きや発見に満ち溢れます。 筑波大学の数学の教授でCGや折紙、幾何学などを専門にする著者が、日々の生活の中に散りばめられた数学の破片を拾い集め、数学的なものの見方やそのおもしろさを、やさしく丁寧に解説! ジャンケンのトーナメントではパーが最強って本当? 解けたら1億円もらえる数学的難問って? 三日月の正しい形、あなたは描ける? プラレールが30本あれば200年遊び続けられる? お正月恒例けん玉チャレンジの成功率ってどのくらい? どんな人数でも新幹線の座席にあまりなく座れる? など、誰にとっても身近な話題に隠れた法則やひっかけを、数学的に読み解きます。 頭で考え、時には工作して楽しい数学話が33編。 100点以上の豊富な図表で、難しい数式は読み飛ばしても大丈夫! 文系も理系も、大人も子どもも、あっという間に数学が好きになる! 中学生以上の全ての人に読んでほしい一冊です。 ■内容 はじめに 第1章 身の回りの数と形の不思議 1.ジャンケントーナメントでは パーが最強!? 2.種も仕掛けもある算数マジック 3.身の回りにある数字、最も多く使われているものは? 4.光が作る円錐曲線 5.三日月の正しい形は? 6.ポン・デ・リングを描く関数 7.間違っているけど正しい約分 8.数学的難問!コラッツ予想 9.変な魔方陣 10.見た目が違っても体積が同じリングたち 11.凸多角形とレーダーチャート 12.サイコロでお年玉の額を 決めたら楽しい? 13.三角形の集まりで作る形 14.けん玉チャレンジの成功率 15.1リットルの牛乳パックの寸法を推測してみる 16.2列と3列に分かれている新幹線の座席 第2章 触って作って感じる数学 17.積み木の片づけを楽しむ 18.綿棒が作る不思議な曲面 一葉双曲面 19.プラレールのレールが30本あれば200年以上遊べる 20.一周して戻ってくるプラレールのレイアウトを作るのは簡単?難しい? 21.円周率を見る 22.ハノイの塔のアルゴリズム 23.紙を曲線で折ると楽しい 24.紙を半分に折り続けると月にも届くというけれど 25.繰り返して折る不思議 26.くす玉を作るのに必要な折紙の枚数と多面体の双対の関係 27.ポップアップする図形 28.リンゴをクルクル回してむいた皮の形 29.マス目を塗って描くフラクタル図形 30.結構適当に作る星型多面体 31.折紙の展開図の不思議 32.レターパックにできるだけたくさん入れるには? 33.紙テープで作る螺旋 おわりに ■著者について 三谷 純(みたに・じゅん) 筑波大学システム情報系教授。コンピュータ・グラフィックスに関する研究に従事。 1975年静岡県生まれ。2004年東京大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2005年理化学研究所研究員。2006年筑波大学システム情報工学研究科講師。2015年より現職。日本折紙学会評議員。2006年~2009年に科学技術振興機構さきがけ研究員として折り紙の研究に従事。 映画「シン・ゴジラ」に折り紙展開図を提供したほか、テレビ出演など多数。令和元年度文化庁文化交流使としてアジア諸国で活動。 2024年プラレール65周年公式アンバサダーに就任。 コンピュータを用いた折り紙の設計技法などに関する研究を行っている。 子どものころから紙工作とコンピュータが大好きで、それがそのまま現在の研究テーマにつながっている。 著書に『ふしぎな球体・立体折り紙』『立体ふしぎ折り紙』(二見書房)、『文様折り紙テクニック』『曲線折り紙デザイン』『立体折り紙アート』(日本評論社)、『C言語 新版 ゼロからはじめるプログラミング』『Python ゼロからはじめるプログラミング』(翔泳社)など多数。 著者について 筑波大学システム情報系教授。コンピュータ・グラフィックスに関する研究に従事。 1975年静岡県生まれ。2004年東京大学大学院博士課程修了、博士(工学)。2005年理化学研究所研究員。2006年筑波大学システム情報工学研究科講師。2015年より現職。日本折紙学会評議員。2006年~2009年に科学技術振興機構さきがけ研究員として折り紙の研究に従事。 映画「シン・ゴジラ」に折り紙展開図を提供したほか、テレビ出演など多数。令和元年度文化庁文化交流使としてアジア諸国で活動。 2024年プラレール65周年公式アンバサダーに就任。 コンピュータを用いた折り紙の設計技法などに関する研究を行っている。 子どものころから紙工作とコンピュータが大好きで、それがそのまま現在の研究テーマにつながっている。 著書に『ふしぎな球体・立体折り紙』『立体ふしぎ折り紙』(二見書房)、『文様折り紙テクニック』『曲線折り紙デザイン』『立体折り紙アート』(日本評論社)、『C言語 新版 ゼロからはじめるプログラミング』『Python ゼロからはじめるプログラミング』(翔泳社)など多数 出版社 : 山と渓谷社 (2024/11/19) 発売日 : 2024/11/19 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 224ページ ISBN-13 : 9784635130196 寸法 : 18.8 x 12.8 x 1.65 cm
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【新刊】どうぶつたちのナンセンス絵本 マリー・ホール・エッツ (著)、こみやゆう (訳)
¥1,760
人気絵本作家マリー・ホール・エッツ未邦訳作品の初翻訳。 ぼうしをかぶったカバ、夫人を食べてしまうワニ、ベッドの下のマナティなど、素朴で風変わりな動物たちが出てきます。 シンプルでのびやかな線画とユーモアたっぷりの詩の絵本。奥深いナンセンスをお楽しみください。 出版社からのコメント むかし あるおじさんが,動物園の 動物たちに「こんにちは.ごきげんいかが?」と あいさつしてた.どうして そんなこと してるの? って きいたらね,「ぼく みたいな つまらない 人間が,おりの中の 動物たちに してやれることと いったら,これくらいしか ありませんから」だって. (本文より) 『もりのなか』、『わたしとあそんで』などのロングセラーがよく知られている人気絵本作家マリー・ホール・エッツ未邦訳作品を刊行します。ニューヨークの出版社ヴァイキング・プレスで、名編集者とともに様々なジャンルの表現に挑戦していたころの一冊。動物を愛し、ユーモアを大切にしながら、人生を大きな視点で捉えていた彼女ならではの「ナンセンス」が本の中に満ちあふれています。良作の翻訳で名高い小宮由さんによる、初めての詩の翻訳。エッツらしい世界観を、リズム感のよい訳文で存分にお楽しみください。 * * * * * マリー・ホール・エッツは、たくさんの時間をかけて本作を書き上げました。この本には、ぼうしをかぶったカバや、夫人を食べてしまうワニ、キバをぬかれるイボイノシシや、ベッドの下にすむマナティなど、エッツが特に好きだった、素朴で風変わりな動物たちが、たくさん出てきます。 その動物たちに添えられた言葉は、いわゆる“すぐれた詩"ではないかも知れません。ですが、その表現力豊かな詩は、おもわず大きな声で音読したくなるでしょう。またさし絵は、まじめさとふまじめさのさじ加減が絶妙で、一見、何でもないように描かれていながら、実はこまかく計算された天才的なものなのです。 この作品は、ナンセンスの奥深さを楽しめる、子どもと大人のための本です。 ヴァイキング・プレス/ニューヨーク(1952年初版) THE VIKING PRESS・NEW YORK 1952 著者について マリー・ホール・エッツ Marie Hall Ets(1893-1984) アメリカ、ウィスコンシン州ノースウッズで、6人兄弟の4番目として生まれる。現在のパーソンズ美術大学で絵を学んだ後、セツルメント活動をしながらシカゴ大学で社会学を専攻した。絵本作家を目指すようになってからはコロンビア大学大学院で児童心理学も学んだ。 1960年『クリスマスまであと九日』(冨山房)でコルデコット賞を受賞。『もりのなか』『わたしとあそんで』(以上、福音館書店)『ねずみのウーくん』(冨山房)『ペニーさんと動物家族』(徳間書店)の4作がコルデコット・オナー賞を受賞した。 こみや ゆう 小宮由(1974- ) 翻訳家。東京生まれ。2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家である北御門二郎。主な訳書に『ロベルトのてがみ』、『ねずみにぴったりののりもの』(ともにマリー・ホール・エッツ作/好学社)、『ぼくはくまですよ』(フランク・タシュリン作/大日本図書)、『せかいいちおいしいスープ』(マーシャ・ブラウン作/岩波書店)、『モミの木』、『雪の女王』(アンデルセン作、サンナ・アンヌッカ絵/アノニマ・スタジオ)など多数。 登録情報 出版社 : アノニマ・スタジオ (2019/4/22) 発売日 : 2019/4/22 言語 : 日本語 単行本 : 64ページ ISBN-10 : 4877587942 ISBN-13 : 978-4877587949 寸法 : 17.3 x 1.3 x 22.3 cm
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【新刊】切手デザイナーの仕事 〜日本郵便 切手・葉書室より〜
¥1,980
SOLD OUT
いつも何気なく使っている切手。 しかし、日本の切手をつくるのは、たった8人のデザイナー。 それを知って私は驚いたのと、8人の切手デザイナーの心の中を少しのぞいてみたくなったのです。 これを知ればあなたも切手が特別な存在になるはず。 日本の切手をつくるのは、たった8人のデザイナーたち。はじめて本になる、彼らの物語。 ひとりの作家が日本郵便のドアを叩き、丁寧な取材から導き出した、切手デザイナーたちの想いと仕事。 切手やデザイン、印刷、紙ものが好きな人は必読です。 一見すると、遠い存在にも思える珍しい職業ですが、その働く姿には多くの人が共感できるストーリーが詰まっています。毎日仕事と向き合う、すべての働く人に贈る1冊です。 【内容紹介】 玉木明 1000種以上の切手をつくり続ける切手・葉書室課長 中丸ひとみ 日本郵便のキャラクター「ぽすくま」の生みの親 貝淵純子 普通切手の「あの絵」の描き手 星山理佳 アイデア×印刷加工を切手にしのばせて 丸山 智 郵趣家が好む、渋い題材のエキスパート 山田泰子 誰よりも手紙に近い、元郵便局員のデザイナー 楠田祐士 美術を愛してやまない若き仕事人 吉川亜有美 前職は化粧品会社。切手に新たな風を吹き込む <コラム> 切手制作の流れ/切手のいろいろ①(切手の種類・印刷会社)/切手のいろいろ②(色のしくみ・用紙と目打ち)/切手の印刷のしくみ/切手デザイナーの机 出版社 : グラフィック社 (2022/10/11) 発売日 : 2022/10/11 言語 : 日本語 単行本(ソフトカバー) : 192ページ 寸法 : 21 x 14.8 x 1.5 cm
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【新刊・サイン本】ことぱの観察
¥1,980
初回入荷本!全てサイン入り!! そして、ちょっと発注しすぎちゃいました!! でも、きっといい本だから売れる事間違いなし! 文芸の世界で最も注目を集める作家が挑んだ、言葉の定義をめぐるエッセイ集。 「好きになる」「さびしさ」「つきあう」――。日常で何気なく使っている言葉で私たちは、他人と「本当に」分かり合えているのだろうか。一つ一つの言葉が持つあいまいさや脆さを鋭く見抜き、記憶や経験、痛みや喜びの「手ざわり」からその意味を結び直す。他人や、自分自身や、そのあいだにある関係を観察した日々の、試行錯誤の記録。 ある言葉があって、同じ言葉を使う他人がいる。しかし、お互いにほかの文脈を持っていて、ほかの意味を考えている。だから会話が食いちがい、ときに関係がうまくいかなくなるのだ。定義をしながら、そしてその不完全さを思いながら、いつも感じてきたことがある。言葉がわたしの中である意味をむすぶとき、そこにはわたしの記憶や、経験や、痛みや喜びの手ざわりが、どうしようもなくまとわりつく。そしてきっと、他人の使う言葉には、彼らの記憶や、経験や、手ざわりが、同じようにまとわりついている。(「観察」より) まえがき 1.「友だち」「遊びと定義」「敬意とあなどり」「やさしさ」「確認」「忘れる」「くさみ」 2.「好きになる」「恋」「ときめき」「性欲」「つきあう」「愛する」 3.あなた「友だち2」「めまいと怒り」「さびしさ」「寝る」「飲むとわかる」「乗る」「観察」 出版社 : NHK出版 (2024/12/25) 発売日 : 2024/12/25 言語 : 日本語 単行本 : 272ページ 寸法 : 13.4 x 2 x 18.8 cm
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【新刊】ホームコンピューター デジタル時代を決定づけた100の名機
¥3,960
私は、スケルトンのマッキントッシュを見た時、子供心にとても斬新で新鮮で衝撃的な気持ちになった事は覚えている。 この本を見れば昔のパソコンの歴史を辿る事ができるので、機械好きにはオススメの本だ。 家庭用コンピューターの黎明期を彩った名機100選。 1961年発売の「Minivac 601」から、1998年発売のApple社の「iMac G3」までを一挙紹介。 デジタル革命の軌跡と人々の情熱を窺い知れる1冊です。 【目次】 INTRODUCTION(はじめに) / THE COMPUTERS (SDC Minivac 601、MITS Altair 8800b、Radio Shack TRS-80 Model III、COMMODORE PET 2001、Apple Iie......計100種) 【出版社からのコメント】 DIYキットから始まった家庭用コンピューターは、 今や私たちの生活に欠かせない存在へと進化しました。 本書では、1961年から1998年までの家庭用コンピューターの驚くべき変革を振り返りながら、 黎明期を彩った名機100選を徹底紹介します。 かつての名機『ZXスペクトラム』や『コモドール64』が生んだ独創的なゲームやメディア、 新興企業の興亡、そして技術者やデザイナーたちの挑戦と情熱——デジタル時代の夜明けには、 壮大な物語が秘められています。 本書は、それらを鮮やかに蘇らせ、当時の感動と興奮をお届けします。
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【新刊】有吉佐和子の本棚
¥2,090
2024年12月の100分de名著でも特集をされた昭和を代表する作家・有吉佐和子さん。 そんな有吉さんの本棚を紹介する貴重な1冊となっています。 一体有吉さんはどのような本を読んで「恍惚の人」、「青い壺」などの名作が生まれたのか。 ベストセラー作家、有吉佐和子が再注目されている。本や書斎、原稿などの写真と単行本未収録小説やエッセイを収録、人と作品に迫る。 出版社 : 河出書房新社 (2022/10/27) 発売日 : 2022/10/27 言語 : 日本語 単行本 : 176ページ 寸法 : 15.2 x 1.5 x 21.4 cm